九九ガーデン

九九の覚え方 ― 順番とコツ、忘れにくい練習のしかた

保護者の方向けに、学習の研究で示されている練習のしかたと、
九九ガーデンが式を出す順番をまとめました。

2・3・5の段は無料
九九ガーデンであそぶ →

九九は何年生で習う?

小学校学習指導要領(平成29年告示)の算数では、九九は第2学年の内容です。「乗法九九について知り,1位数と1位数との乗法の計算が確実にできること」とされています(わり算は第3学年)。

覚え方のコツ ― 研究で示されている練習のしかた

ここで紹介するのは、記憶や学習一般についての研究です。九九で効果を確かめたものとして紹介しているのではありません。

1. 見て覚えるより、思い出して答える

答えを見て読み上げるより、問題を見て自分で答えを思い出す練習です。思い出すこと自体が記憶を強くすることが実験で示されています(Roediger & Karpicke 2006)。学習法を比べた総説(Dunlosky ほか 2013)でも、練習テストは「有用性が高い」と評価されています。

2. 一度にまとめてより、間をあけて復習する

間隔をあけた復習は、まとめて繰り返すより長く覚えていられることが多くの実験で示されています(Cepeda ほか 2006)。上の総説でも、分散練習は「有用性が高い」と評価されています。

3. 1つの段だけを続けず、段を混ぜる

種類の違う問題を混ぜて練習すると、あとのテストで上回ったという研究があります(Rohrer ほか 2015。中学1年生の数学での結果です)。

4. まちがえたら、どこがどう違うかを知る

フィードバックについての総説(Hattie & Timperley 2007)では、正誤だけでなく、何がどう違うかを伝えることの大切さが論じられています。

5. 時間で責めない

小学1〜2年生を対象にした研究で、算数への不安が強い子ほど成績が低い傾向が報告されています(Ramirez ほか 2013)。不安が成績を下げると決まったわけではありませんが、九九ガーデンでは時間切れを設けていません。

九九を覚える順番(九九ガーデンの場合)

九九ガーデンでは、まだ出ていない新しい式を、この順番の段から選んで出します。

2 → 5 → 3 → 4 → 6 → 7 → 8 → 9 → 1 の段

「きょうの 10もん」では、段を混ぜて出します。複数の段の式が入るときは、同じ段がなるべく続かないように並べます。

まちがえたときは、答えといっしょに、ひとつ前の式から足して求めるヒントが出ます。たとえば「7×8 は 7×7(=49)に 7 をたして 56」です(×1 の式と1の段は「1をかけても かわらないよ」などの別のヒントです)。

九九ガーデンでの練習のしかた

正解したときの段階次に出す予定日
種 → 芽1日後
芽 → つぼみ3日後
つぼみ → 花(6秒以内に正解)7日後
花のまま正解14日後

無料で遊べる範囲

ブラウザ版は、2・3・5の段は無料です。ほかの6段(1・4・6・7・8・9の段)は、保護者の方が ¥500(税込・買い切り)で開けられます。

九九ガーデンであそぶ

2・3・5の段はブラウザでそのまま遊べます。

ほかのガイド

参考文献

2026年10月20日 公開